男物の着物だって生地が良ければ代々着れますよ❗️
洗い張りの着物
洗い張りって分かります?
「着物の縫ってある部分を全部ほどいて洗濯する」
って事なんです。
よくある寸法直しでは効かない時にやります。
着物クリーニング(丸洗い)や、シミ抜き、汗抜きなどと綺麗にするにやり方はいろいろあります。
今回お預かりした着物は汚れが多めで、寸法直しもあり、糸がホロホロと崩れてしまっていました。
こうなると洗い張りの方が確実です。
着物生地の耐久性を確認して、呉服屋さんでも確認してもらって専門業者にお願いします。
そうして綺麗になった着物の布状の姿がこちら
これから糸をほどき糸巻きに巻きます。
巻いた糸は私は「捨て糸」と呼んでいて、仕立て中に仮中の仮的なしつけをしたい時や、標付けで距離を図ったりの、ちょっとしたコツの作業時に使ってます。
なので、出来上がる着物の中には入らない糸です。
裾がカットされて今から仕立てるに困る斜めなところ。
洗い張りあるあるネタ。
部分的に布が足りないもあるあるネタ。
それもクリアして着れる着物に仕上がりました。
完成した着物の写真を撮り忘れましたので、ご覧になりたい方は、舞阪のお祭りでかっこいい着物男子から探してくださいな。
次は七五三の諸々でごさいます。
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